職人の手が生む、高品質な中子製造技術

北陸鋳材では、鋳造する際に必要な鋳型・中子を製造しています。

複数の工法で、複雑形状や高寸法精度が求められる製品にも柔軟に対応。職人の目と手による繊細な調整が安定した品質と生産を実現しています。

中子とは

中子は砂を固めてつくったもので、空洞部分がある鋳物製品を作る際に使用します。
中子の精度が低いと鋳物の仕上がりにも影響が出るため、中子製造には高い技術と品質が求められます。

熱硬化鋳型

シェルモールド法(シェル)

加熱した金型に樹脂を混ぜた砂を吹込み硬化させる製造法です。精度が高く、機械部品など複雑な形状でも安定した品質を実現します。また、大量生産にも適していることから自動車部品など幅広い分野で活用されています。

用途 水道関連部品、工作機械部品、 建設機械部品、自動車部品(排気マニホールド)、ビアカップ、ピアノのフレーム
金型サイズ 280型1台、300型9台、 400型3台、600型1台
砂の種類 RCS 12種類(B-30D、B-35CS、BG-1、B-35CK、FA-18U、FA-25S5、G-21TA、RA-35PTなど)

自硬性鋳型

自硬性鋳型(フラン)

樹脂と硬化剤を混ぜた砂を木型に詰め、常温で自然に硬化させる中子製造法です。小型から150kg超の大型や複雑形状の中子にも対応できます。木型の自由度が高く、小ロットから量産まで柔軟に対応可能です。

用途 水道関連部品、工作機械部品、 建設機械部品、自動車部品(排気マニホールド)、ピアノのフレーム
使用設備 連続ミキサ―1台、バッチミキサ―1台
砂の種類 RCS 3種類(三河珪砂5.6号、フラン再生砂など)

自硬性鋳型(ペプセット)

ウレタン硬化を用いた自硬性の製造法で手込めで砂を詰めてつくり、時間を経過させて固まるという技術です。小型から150㎏の大型鋳物にも対応できるため多品種少量生産にも適した造型法です。

用途 工作機械部品、建設機械部品、 半導体製造装置部品
使用設備 万能ミキサー
砂の種類 RCS 2種類(三河珪砂V7号など)

ガス硬化鋳型

ガス硬化鋳型(アミンコールドボックス法)

アミンガスにより短時間で硬化する製造法です。アミン系のガスでは密閉した環境でのガス注入が必要です。ガス硬化により均一に固まるため、ばらつきが少なく精度と強度が強い中子ができます。

用途 水道関連部品、工作機械部品、 建設機械部品、自動車部品(排気マニホールド)、ピアノのフレーム
使用設備 コールドボックス成型機1台
砂の種類 RCS 5種類(再生アラヤギ6号、アルバ二ー90など)

納品までの流れ

1.お問い合わせ

お電話もしくはお問い合わせフォームからご連絡ください。

2.社内打合わせ

図面を基にお客様と打ち合わせを行い、低コストな中子製造を提案させていただきます。同時に中子の金型を製作する金型メーカーとも打ち合わせを重ね、形状をつくり込んでいきます。

3.打合わせ・お見積り

製作された金型を基に成型条件などを検討します。品質、生産数、コストについて評価しお客様の要望に対して最適な条件で決めていきます。

4.中子製造

打合わせで選定した製法を基に金型や木型をセットします。
硬化プロセスを経て中子を成形します。
要望にあわせた二次工程により、最高の仕上がりを追求します。

5.検査工程

必要な寸法検査や中子にヒビ、カケがないかを入念に品質検査をします。不具合を発見した場合は、どの工程で問題があったのかを遡り、即改善します。

6.納品

中子は非常にデリケートな製品。荷崩れや欠けがないように丁寧に梱包し、最大限の注意をはらっています。
梱包後は丁寧かつ慎重に扱い、お客様のもとへ納品します。